鍼灸ブログ
徹底した衛生管理と優しいはり治療で多くの信頼を寄せられる「おおうち総合鍼灸院」
1976年より長年に渡ってここ東京で鍼灸の専門治療院として眼科・内科循環器系疾患等様々な分野で治療を行ってきた「おおうち総合鍼灸院」は、患者様のことをどこよりも考えた優しいはり治療に定評を頂いております。
施術に使用するはりはもちろん、針を置く皿や施術用の指サックもすべて使い捨てのものを使用、感染症などのリスクやトラブルを未然に防ぐ徹底した衛生管理も「おおうち総合鍼灸院」の魅力のひとつです。
心療内科系 パニック障害に対する鍼灸治療③
考察:パニック障害の治療は薬物療法と心理療法が一般的ですが、今回の患者様はたまたま仕事の仲間から鍼灸治療を勧められ来院されました。が、一般には鍼灸施術はまだ認知されていませんし同業者でもその効果を知らない人もいます。しかし、パニック障害を始め心療内科系の患者様が感じる不定愁訴の殆どに鍼灸は対応します。更に心療内科系でよく耳にする「セロトニン」、自律神経系にも効果を発揮します。脳腸相関と言う言葉があり脳と腸の深い関係を指し西洋医学では腸、東洋医学では五臓六腑のバランスを指します。ストレス(-)を受けるとセロトニンの作用が衰え自律神経系が乱れ消化器官(胃や腸)の働きが弱り正常な腸内環境を保てなくなり腸内細菌にも悪い影響を及ぼします。そうなると脳内で生合成されるセロトニンの前駆体を合成する際に必要とするビタミン類を食べたものから効率よく吸収しづらくなり、脳内のセロトニンが不足し肩こりや低体温、睡眠障害、体力低下、免疫力、回復力の低下や集中力低下、緊張しやすくなり、やる気が無くストレスを溜めやすくなり更に腸内環境が悪くなり・・と悪循環、不のスパイラルに陥ってしまいます。鍼灸施術で腸内環境、自律神経を整え腸内の活動適正温度にして消化、吸収、排泄のバランスを最適にし、物理的な肩こり等血行障害を解消することで心療内科系の各症状にも対応します。また、腸内環境が改善され体温が上がり代謝が良くなる事から、薬物療法の薬効促進作用が期待できるので薬物療法の補助的治療としても効果を発揮します。薬物療法、心理療法に鍼灸施術を組み合わせる事で更に症状改善が期待できると思います。
①の経緯はこちらからご覧下さい。
②の症状・治療経過はこちらからご覧下さい。
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おおうち総合鍼灸院
http://www.ouchi-hariq.jp/
住所:東京都足立区中央本町5-2-3
TEL:03-5681-1722
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